125

護られなかった者たちへの125のレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.9
3.11から9年後の仙台。
震災と生活保護、そして殺人、、
生活保護の実態を感じる切ないけど心も温まる作品
---
東日本大震災により、
仙台では震災の被害をうけた。
家がなくなってしまった方、家族を失った方、怪我、病気をしてしまった方がたくさんでてしまい、生活に苦しみ、生活保護を求めるご年配の方が続出。
そこから9年を経て、仙台では連続殺人事件が起きていた。
その操作をする刑事、阿部寛はその事件の真相は震災に絡んでいると考え捜査がはじまる。
連続殺人事件はどんな結末を迎えたのか、

とても切ない。
そしてもどかしい。
切ないんだけど、人の温かさも感じる。
ある程度の余裕がないと人は、変わってしまう。そんな現実を見せられた気がします。
確かに余裕がないとイライラしたり何かに当たってしまうことってある。
からこそ余裕を持てるような生活をおくれるように、そして人に優しく入れる人でありたい。

どんなに腐っても笑顔を忘れたくない。


2024-13
125

125