なかよし

君が世界のはじまりのなかよしのレビュー・感想・評価

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)
3.7
三々五々と散っていくシーンで終わりで良かった。そこからが蛇足だったが、確かにあの2人のラストは眩いくらいに青春だった。くそー!!
そしてペラペラ喋り過ぎ!もうちょっと説明欲しいところでは話さないのに要らんとこでようけ喋る…
あと、すぐ田舎から東京に出たがろうとするな、叫ぶな。「ここには何もない!」って、そこには東京にないものがあるんだよ、、ってこれはもはや嫉妬の一種か…

家族との関係性がここまで色濃く描かれている作品とは思ってもみなかったが、学校と家族周辺ほどしか世界との繋がりがないのが高校生であることを考えると当然といえば当然か。その面で縁(えん/ゆかり)は家族と良い関係であることの描写が観客から見るとここまで残酷に映るのかと愕然とした。

序盤に不平不満を並べたものの、実際好きなんだよなあ、こういう映画。。いつまでも卒業できない。
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