このレビューはネタバレを含みます
長い邦題の割に（？）良作だった。マルセル・マルソーの半生を中心にレジスタンスによるユダヤ人孤児国外への脱出一部始終。『ライフイズビューティフル』の父親は手放しで賞賛できないけどマルセルたちレジスタンスの子どもたちへの向き合い方は良かったな。子どもと仲良くできないおれは、マルセルの子どもウケするユーモアさを羨ましく思う。ユーモアと緊張が存在していた。目の前で妹をかなり酷いやり方で傷つけられ殺されたエマとマルセルの橋の下での対話。命に関わるできごとを経験をしたあとに外野から「復讐より前を見なきゃ」なんて言われたらまじ腹立つけど、ジェシーくんのあのシーンはよかった。最悪なできごとを悲しんだり怒ったりする間もなく行動しなければならないことは苦しくて悲しい。そう言わなきゃいけないジェシーくんも苦しくて悲しくて悔しくて良かったな〜
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