エンターテイメント性がありつつも社会への問題提起として素晴らしい一本。面白かった。
前作の1ヶ月3食マック食ったらどうなるの？という企画で大バズりした監督のシリーズ2作目。
前作はファストフード店がターゲットだったが、今作はそれに加え生産者・卸の企業にまでメスをいれる。
養鶏家が巨大企業に搾取される様子を生々しく映像に収めており、中盤で1人の養鶏家が生活の苦しさに涙するシーンが印象的だった。
そういった面はシリアスに描きつつ、踏まえた上でのラストは皮肉と愛に溢れていて色んな感情が湧き立つ。
2年前くらいに鑑賞した作品だがファストフードで食事をする際には必ずよぎる。恐らく一生心に残り続けるだろう。
食に関して一度立ち止まることができるし、何より映画として超面白い。大オススメです。
