また、ジュリーが住んでいるところはエンシーノという街らしく、「ああ〜、そういえば、 Encino Man って映画あったよな〜」って思い出しました。これは『原始のマン』という許せない邦題が付けられていたんだけど、主題歌を当時モトリー・クルーを脱退したばかりのヴィンス・ニールがやっていて、ああ、カリフォルニアの話だからヴィンスだったのか〜と今頃腑に落ちた。
『 IT イット “それ”が見えたら、終わり。』『サマー・オブ・84』『ストレンジャー・シングス』『ワンダーウーマン 1984』など映画業界の中で80年代がトレンドとなる中で、現代に置き換えることなく、80年代を象徴する音楽は勿論、ファッションやエアロビ、ローラースケート、ショッピングモールなどが映画のアクセントとして機能しており、ストーリーは平凡だが、ミュージカルとしては、とてもカラフル・ポップな作品に仕上がっていて、何回観ても楽しい。