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Valley Girl(原題)
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『Valley Girl(原題)』に投稿された感想・評価

GreenT
2.0
ハイスクール・ミュージカルなのですが、『ハッピー・デス・ディ』の主人公を演じたジェシカ・ローテが主演しているので観てみました。

これは1983年ニコラス・ケイジ主演の『Valley Girl』のリメイクで、オリジナルのカルト的ファンにはめちゃくちゃ評判悪いのですが、私は80sの曲ばっかりだったのでなんだか楽しく観れました。

なんでこんなもんリメイクしたんだろ?しかもなんでまたミュージカル形式で?って考えたんだけど、多分2000年以降に生まれた若者向けの「80sリバイバル」に乗っかろうとしたんじゃないかと思います。

しかし言っておきますが、これは「80sの恥部」です!!ハイヒールにソックスとか、横に束ねたポニーテールとか・・・こういうのがイヤで反抗していた人たちのサブカルがカッコ良かったんですからね!!

ジェシカ・ローテが演じる主人公のジュリーは、アメリカのミドル・クラスの高校生らしくて、冒頭のショッピング・モールが社交の場、みたいのは『初体験/リッジモント・ハイ』を彷彿とさせたのですが、「ハリウッドのサインの向こう側」に行くのはご法度、とか言っていて、それって要するに、山の手の娘だから、ハリウッド・ダウンタウンには行かない、ってことらしい。

ハリウッド・ダウンタウンでは、パンク・ムーブメントが盛り上がっていて、こちらではジョーン・ジェットとかがかかっている。

80年代初頭って、本当にこんなに山の手とダウンタウンが分断化されていたの?ってちょっとモヤっとした。だって、ヘア・メタルのグルーピーって、Valley GIrlなんじゃないかなあ。そもそも、Valley Girl って実際のところなんなんだ?ビバリー・ヒルズとかに住んでいる金持ちの娘たちのことなのかな?と調べてみました。

したら、ビバリー・ヒルズじゃなくて、サン・フェルナンド・ヴァリーに住むアッパー・ミドル・クラスの女の子たちのことで、鼻にかかったあの「カリフォルニア訛り」で喋る、物欲の強い女の子たちの代名詞になったんだって。

映画『クルーレス』の女の子たちが、Valley Girl のステレオタイプなんだそうで、だからなのか、大人になったジュリーはアリシア・シルバーストーンが演じていました。

この映画のオリジナル版のファンの人たちは、「リメイクはValley Girl がどういう娘たちなのか、全く理解していない!」と激昂していたのですが、確かにあのミャ〜ミャ〜言うようなカリフォルニア訛りはなかったな。

また、ジュリーが住んでいるところはエンシーノという街らしく、「ああ〜、そういえば、 Encino Man って映画あったよな〜」って思い出しました。これは『原始のマン』という許せない邦題が付けられていたんだけど、主題歌を当時モトリー・クルーを脱退したばかりのヴィンス・ニールがやっていて、ああ、カリフォルニアの話だからヴィンスだったのか〜と今頃腑に落ちた。

お話は、お嬢様で育てられたジュリーは、物質主義のアッパー・ミドルクラスの生活が薄っぺらく思えてきたところで、ハリウッド・ダウンタウンのパンク・ムーブメントに出逢い、そこでバンドをやっているランディと恋に落ちるのだが、育ちが違う2人の恋の行方はいかに・・・みたいな話で、その過程でジュリーのファッションも変わっていき〜、みたいな『初体験/リッジモント・ハイ』や『グリース』、『キャリー』などの「アメリカン青春物」のパクリの集大成って感じです。

先に言ったとおり、曲が面白かったから観られたけど、多分映画としては失敗作なんだろうな。80sに思い入れない人だったら全く面白くないのかな。全然話題にならなかったしな。
お!
ジェシカロース(ハッピーデスディ)出るじゃん!
楽しみ!
1983年のニコラス・ケイジ主演青春ムービー『ヴァレー・ガール』を80年代ヒットソングやカラフルなファッションによってミュージカルとしてリメイクした今作、劇場公開予定であったが新型コロナウイルスの影響で映画館が閉鎖されてしまっていた状況で、配信スルーとなった。日本での公開は今のところ未定だ。

ミュージカル化するにあたって、オリジナル版と比べると変更されている点も多く、ニコラス・ケイジが演じていたキャラクターはただの不良から、パンクロッカーに変更されており、ミュージカルシーンの導入がしやすくなっている。

ヴァレー・ガールとは、ロサンゼルス郊外の高級住宅地サンフェルナンド・ヴァレーに住むお嬢様ギャルのことを指しており、 ストーリーとしては、優等生やお嬢様と不良のラブストーリーという、『グリース』『クライ・ベイビー』『The O.C.』など、身分の違いや住む世界が違うと広げると、更に昔も今も映画やドラマもフル回転で使い古されているものだが、今作も同様である。

そのため、はっきり言ってストーリーは平凡だし、住む世界の違う相手との恋愛による周りの反応や葛藤を描いているのも、使い古されているものばかりだ。

だからこそ、流石にそのままリメイクするには、新しさもないし、意味がないと思ったからこそ、ミュージカル・リメイクされたわけだ。

『 IT イット “それ”が見えたら、終わり。』『サマー・オブ・84』『ストレンジャー・シングス』『ワンダーウーマン 1984』など映画業界の中で80年代がトレンドとなる中で、現代に置き換えることなく、80年代を象徴する音楽は勿論、ファッションやエアロビ、ローラースケート、ショッピングモールなどが映画のアクセントとして機能しており、ストーリーは平凡だが、ミュージカルとしては、とてもカラフル・ポップな作品に仕上がっていて、何回観ても楽しい。

『ラ・ラ・ランド』では、ほとんど歌うシーンがなかった、ジェシカ・ローテが全編にわたり歌声を披露し、『リバーデイル』『ケイティ・キーン』のジョシー役アシュリー・マレーも抜群の歌唱力で間違いない、歌唱力としてもクオリティ高いミュージカル映画に仕上がっている。

ジェシカ・ローテは『ハッピー・デス・デイ』同様に30代にしての女子高生役でも、あまり違和感はないが、ボーイフレンドのミッキーを演じているローガン・ポールは、あごが立派すぎて高校生には全く見えなくて違和感があり過ぎるだけに、もう少し男性陣のキャスティングにしっかりしてもらいたかった。

アメリカでは、劇場公開されなかったが、日本では映画館の音響で体感できることを願いたい。