マフィアものといえば「ゴッドファーザー」とか「スカーフェイス」のようなバイオレンスやドラマ性の高い作品とか、アル・カポネが出てくるところは「アンタッチャブル」あたりが有名だが、本作はそういった作風とは異なり、カポネ本人が最晩年に患っていた認知症を表現する虚実入り乱れた作りになっていて、寝不足の頭で観たのでたまに置いてきぼりになったりもしてしまった。
内容としては残念な作りというか、ちょっともったいない気がしました。トム・ハーディの特殊メイクは良かったけど。
あと葉巻の代わりにニンジンを咥えてたのは笑っちゃった。
ジョシュ・トランクがまさか史実をもとにした映画を撮るなんて、と思ったけど、やっぱり「クロニクル」みたいなSFっぽい作風の方が合うのかな。今後に期待です。