全く予想していなかった方向に持っていかれたので、気持ちがかなりざわつきました。とくに後半は効いたなー。
「胸騒ぎ」という邦題は言い得て妙というか、想像を掻き立てられるというか、鑑賞後だと妙に納得するものがあったし、不穏を煽るような音楽も良かったです。
北欧産ホラー/スリラー、とくに不条理な展開は「ファニーゲーム」を想起させるものがあったし、嫌な気分で終わる作品は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」っぽさもあって、久しぶりに後味が悪くなるものを観た気がします。
冒頭に旅先でプールが出てきたので、「インフィニティ・プール」か、と思いましたが、あっちがトラジコメディだったのに対し、本作はコメディ要素が一切ありませんでしたけど。
ブラムハウスでのリメイク版製作が決まっているとのことで、この衝撃をうまくリメイクできるとは思えませんが、まぁ無事公開されることを楽しみに待ちたいと思います。
