『クロニクル』のヒットって、大ブレイク寸前のデイン・デハーンとマイケル・B・ジョーダンの存在でどうにかしとっただけなんかワレ…とジョシュ・トランク監督に思わず難癖つけたくなった。
認知症を患うアル・カポネ最晩年の姿を描いているのだけど、もう本人も家族もめっちゃ大変!というだけのお話。
ただ、トム・ハーディのお芝居は鬼気迫るといった感じ。
ていうか、カポネって48歳で死んでるんですね。んで、服役した時は32歳なんだとか。『アンタッチャブル』でデニーロが演じたカポネはそれなりの中年に演出してあったけど、あれでまだまだ青年期だったとは。
やっぱりヤクザ稼業は短命ですねえ。彼亡き後の家族の行く末も悲しい。