ちぃ

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

★4.4 田舎町。エリーは内向的で地味で友達がいなかったが、頭はよく同級生の宿題の代行で小遣いを稼いでいた。高校の先生もそれを知ったうえで彼女の頭の良さを認め、この町を出て遠くの大学へ行くことを勧めていた。彼女の家は父親と2人家族で彼女自身は中国人。父親がエンジニアで5歳の時にこの町に越してきた。しかし父親は技術は持ち合わせていたが英語につまずきうちに引きこもるようになる。エリーはアスターという女の子の事が気になっていた。そんな時、アメフト部でタコスやの実家でバイトするポールという男の子にエリーはアスターへのラブレターの代筆を頼まれる。アスターの事が気になっていたエリーは彼女の好みなどをいろいろ調べて知っていたので、彼女好みの手紙を書き、アスターはこれをポールからの手紙と思い込み、ポールの事が気になり始める。エリーとポールは協力関係から友情が芽生え始める。そしてついにポールとアスターがデートをすることになる。しかし彼らの会話はかみ合わず見かねたエリーがメールで助け舟を出すが、もどかしくなったポールはアスターに突然の告白。エリーはその場を後にする。その日の報告を翌日ポールからうけるエリー。キスもし、絶好調のポール、あとはエリーの校内のピアノ演奏発表がうまくいけば一安心。ポールが選んでくれた服を着、いよいよ発表会。しかし、エリーを普段からからかっていた男子がピアノに細工をし音が鳴らないようにしてしまった。会場を訪れこの危機を見たポールはエリーがギターが弾けることを知っていたので会場にあったギターをエリーに渡し、彼女は弾き語りでその場をしのいだが、会場は拍手の嵐となった。打ち上げのパーティーにも誘われ、ちやほやされるエリー。お酒も入って見かねたポールはエリーを家に連れて帰る。ポールの部屋で休んでいるところにアスターがやってくる。何とか言い訳を作りその場をやり過ごしたエリーにアスターが付き合ってほしいところがあると言って車に乗って出かける。そこはアスターの秘密の場所で温泉だった。アスターはエリーに話す。彼女にはトリッグという彼氏がいてそろそろプロポーズをされる雰囲気があるが、自分はそのまま結婚していいのか。そしてそんな折ポールから手紙が来たので何かの知らせではないかと感じたという。家に戻ったエリー、彼女の家でポールと父親が料理を作っていた。アスターと素敵な時間を過ごしたエリーだったが家の外ではアスターとポールがキスをしていた。そしてポールのアメフトの試合当日。彼はエリーの自転車と並走して下校していたのですさまじい脚力を習得、トライを決め一躍ヒーローになる。エリーはと言うと、アメフト会場でヤクルトがタダで飲めるとポールに聞いていたので手にいっぱいヤクルトを抱えていた。そこにポールがやってきてエリーにキスをする。驚いたエリー、ポールは「君がキスしたそうだったから」と。それをアスターに見られてしまう。動揺を隠せないエリーを見てポールはエリーがアスターに思いを寄せていることを見抜く。エリーの父親に食材を持ってきたポールに父親が、2人は別れたのか?と聞くが最初から付き合っていないとポール。父親に「あなたはエリーの事が見えていない。彼女の可能性が。」と言い放つ。

イースターの日、教会でオルガンを弾くエリー。その場でトリッグにプロポーズされるアスター。それを受けようとした彼女にエリーが「No!」と叫ぶ。偽ってきた自分の気持ちを解放した。アスターは手紙の主がエリーだと悟り、ポールのほほをたたき教会を後にする。家に戻ったエリーに父は遠くの大学に行くことを勧める。しばらくしてエリーはアスターを訪ねた。彼女は美術学校に行くことに決めたという。エリーは手紙を偽って書いたことを謝り、アスターは心のどこかで気づいていたといい、キスをし再会を誓った。翌日大学に向かうエリーのもとをポールが駅まで見送りに来る。一緒に見た映画のように彼は走り去る列車を追いかけた。

こういうの好きなんだよね。エリーも地味だけどかわいい、ポールも純粋ですごくいいやつ。何もなければエリートポールでくっついてほしいくらい。エリーにキスしたポールの気持ちは何だったんだろう。純粋にエリーの事が好きになっていてくれてたならいいんだけど。ポールとエリーのお父さんの関係も好きだし、エリーがヤクルトが好きで3時間かけて買いに行ってるとかほんとかわいい。最初のエリーの気持ちっていうか、女の子が好きってところがあいまいというか。女としてあこがれの目でアスターのこと見ていたのかと思った。大好き。
ちぃ

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