このレビューはネタバレを含みます
各シーンの繋ぎ方やセリフ、とにかくリズムがよくて、実存とか小難しい言葉がありつつも観やすく出来ている作品。
エリーの家の狭いキッチンでのツーショットとか、左右対称の構図が多く見られたのは、ハーフに分かれていることの現れだろうか。
リズムよく良い絵が続く映画でそこだけでも見ていて心地よい。
キャラクターのギャグとシリアスの塩梅も良かった、全体的にギャグ多めなのもテーマの重さを中和してくれたように感じる。
宗教による同性愛に対する見方の重さって、日本人としては理解しづらいものでもあって、ただこうやってポップカルチャーとして共有されていくことが理解への一つの道筋なのかな。。