Netflix制作映画。
アジア系で少し浮いてる女の子チューはクラスメイトのレポート代筆をして稼いでいた。そんな中、ラブレターの代筆を頼まれて…という話。
昔、人間には2つの頭と4本の手足があった。完璧すぎた存在だった人間はいつしか分裂し今の人間の形になった。だから私たちはずっともう1人の片割れを探している…。
自分と似た、同じ目線で世界を見られる相手。その人が見つかったならどんなに素晴らしいことだろう。
「愛とは…」
その答えってきっと、うんとたくさんあって良い筈だ。人それぞれ答えは違って良い筈だ。だからこの作品を観た後でみんながそれぞれ考えてみれば良い。自分にとって大切なあの人はどんな存在だろう?自分にとって愛とはなんだろう?
ラストは「井の中の蛙、大海を知る」って感じで、電車の追いかけっこの良さも知らなかった主人公が未来へと旅立っていくような、とても明るくて爽やかなものに映った。
ゆったりと穏やかで多様性に満ちた優しい人間ドラマでした。