シャーリーズ・セロンさんのための彼女ありきの映画のような印象。胡散臭い任務に胡散臭い人物とちょっと先が読めてしまいます…。
不死の戦士達の葛藤と戦い…非常に壮大なようで薄く、肝心な所は描写せずでテレビドラマの初回のような印象。
人類の出来事の節目に顔を出していればそれはバレると思いますし、むしろ今まで何事もなかった事が驚きですね。
悪党にも意外性がなくこの手の映画でありがちなタイプで主人公達と釣り合っておらず印象が薄い…。
主人公達の置かれてる状況や葛藤を描くのに終始しており見方にもよりますが中盤はちょっと退屈でした。
あの人の裏切りもあの人の心変わりもなんか取って付けたようで感じる物が薄かった…。
アクションシーンは数少ないがスピーディーかつパワフルで迫力がありました。不死身である事を活かしてか肉を切らせて骨を断つ的な戦い方が面白かったです。
序盤以降はアクションも停滞しますが、クライマックスでエンジン全開で楽しめました。戦い方を変えなきゃいけない流れは面白かったですね。
とにかく黒髪ショートカットも似合うシャーリーズ・セロンさんを愛で堪能する映画でした。
期待以上ではありませんでしたが、SFチックなアクション作品として普通に楽しめた作品でした。
この設定と物語は続編の方が面白くなると思います。
まとめの一言
「不死もつらいよ」