このレビューはネタバレを含みます
最高峰でした。
序盤から中盤はFWF出場の為のコンテストに向けて練習する中、あこが「フェスが終わったら、次はどうするのか」という不安を前に悩む。
しかし、巴やメンバーと話すことでRoseliaは先のことは分からなくとも終わりはしないということを実感し、悩みは捨ててコンテストで優勝する。
そして、FWFへの切符を手にしたRoseliaは新たな曲を作るにあたって、友希那が歌詞に思い悩みながらも父にフェスへ来ることを願う。
美竹蘭と話して、自分の覚悟を再確認した友希那は「Song I am」を完成させてフェスに挑む直前で「LOUDERは今後のRoseliaでは歌わない」と決断し、FWFを最後にした。
全体を通して、「約束」の時のような暗い雰囲気はなく、希望に向かう中で立ちはだかる見えない壁を壊していくかのような物語。
個人的にはライブシーンが多くも全てが完璧なクオリティで仕上げているのが実にRoseliaといえる。
最後の友希那と父、そしてリサの物語が全てをまとめて良かった。
ありがとう、Roselia。