このレビューはネタバレを含みます
ポスターを見て気になったので観てきました。
あらすじ
声変わりに悩む合唱部部長の聡実はヤクザの狂児に「カラオケ行こ」と誘われ、理由を訊くと組長の誕生日に毎回開かれるカラオケ大会で一番ヘタな組員は組長から酷い刺青を彫られると説明される。狂児はたまたま観に行った合唱部のコンクールで一番上手いと思った学校の部長である聡実に目をつけた。
そこから2人の奇妙な音楽レッスンが始まる。
基本的にはシュールなコメディやちょっとした青春、中学生男子とヤクザ男の恋ではないが特別な感情といった物語でした。
強面の大人達が中学生にダメ出しをされまくったり、後輩との衝突、狂児との特訓など。
観ている最中、2人の距離が離れたり近付いたりする様子が何ともくすぐられるような気持ちにさせる。
また、狂児役の綾野剛さんの穏やかなヤクザの雰囲気が最高でした。
聡実役の齋藤潤さんはまだ16歳という若さであれだけの演技力も素晴らしいと思います。
エンドロールの後にあるシーンで本当に「良かった！！！」と思えるので、是非観てほしいです。
