長い結婚生活で倦怠気味の夫婦キャロル(ダイアン・キートン)とラリー(ウディ・アレン)。隣家の妻が心臓麻痺で急死したとの報せに、殺人事件が起きたと思い込んだキャロルが探偵気取りで勝手に捜査に乗り出し大騒動になるミステリーコメディ。
キャロルが隣家の夫の態度に疑問を持ち、犯人じゃないかと疑ってどんどん首を突っ込んで行く展開だけど、それに対して呆れるラリーとの掛け合いか最高に楽しい🤣いちいち鋭いツッコミ入れるのが上手いんだよなぁ。
またその中でたくさんの映画ネタが出てくるのも面白い。
観ているこちらからすると、証拠もないのに勝手に決めつけ、待ち伏せしたり、不法侵入したりとあなたが犯罪者ですからぁと突っ込まざるを得ない。 好奇心が勝っちゃってアドレナリン出まくりって感じだった笑笑
物語が進むにつれて、死んだはずの隣家の妻がバスに乗ってるのを見かけたり、隣家夫の愛人らしき人物登場したりと、何が真実なのかどんどん分からなくなってくる事態に翻弄されっぱなしだったわ。
事件を捜査する人物も増えていく始末で、犯人炙り出すためハッタリかます録音テープのくだりがめちゃくちゃ面白かった。なんかアナログなのも笑いを誘う。
主人公夫婦が倦怠期だったことも忘れさせてくれる物語の運びと思いがけない真相に満足度は高めだった。なんやかんやハッピーなのが良い💕