近藤りょうや

トランスフォーマー/ビースト覚醒の近藤りょうやのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観てよかった映画ですって感じです!笑

マイケル・ベイ×スピルバーグのトランスフォーマー1作目をなぞりながら、楽しい感じになってました!


主人公のノアとエレーナにはべつにそんなに感情移入出来ないですが、ミラージュは好き(みんなそうじゃない?と勝手に思ってる)、わりとすぐに「世界を救う(`・ω・´)キリッ」となる主人公に「?」となるものの、人がトランスフォーマーのパーツを使ってパワーアップして共闘する展開はこれまでなかったからそこそこ面白い、バンブルビー絶対生き返るのわかってたし冒頭でやられても何の感情もなかったけど登場シーンめっちゃかっこいい、みたいな感じで、まあ細かいこと気にせず楽しんでくれ、的な感じで、トータルで、「まぁいっか、映画館来てよかった😊」みたいな感じでした。笑笑


ただ、それにしても、ノアとオプティマスが鏡写しになっている、的な描写は、「いやいや、オプティマスの方が背負うもの大きいよ?」と思ってしまうし、ノアは電子工学の知識があって軍人で、みたいな設定は生かされず…みたいな感じで、雑な部分はやっぱり結構ある。笑笑


エンドロール中にトランスフォーマー1作目を振り返って、何が違うのかを考えていたんですが、主人公への感情移入の面で圧倒的に差があるなと思いました。


なんでもないダメな青年が、たまたまエイリアンの戦いに巻き込まれて、半ば強制的に運命を背負わされる。

それでもエイリアンとの友情に突き動かされて健気に戦う姿にエイリアンも心を打たれて、人間の尊さに気づく。

あとお父さんとお母さんの絶妙にダメな息子のダメな親、でも良い奴感、ダメな青年に高嶺の花としてヒロインがいる。

あと犬のモージョ。笑笑

そしてちょっと頭のネジが外れてる秘密組織の人、シモンズ。笑笑

こういうサムとその周りの人たちのキャラ設定がとても活きていて、1作目は映画として面白いし、感情移入もしやすかったんだなと。

1作目偉大。(やっぱりスピルバーグ味もすごく感じるし、とり方もうまい。ワクワクする。)
でもまあ今作も、うん。いんじゃないかな。笑笑


ただ、最後のG.I.ジョーは、個人的には不安しかない…笑笑

G.I.ジョーそんな知らないし、こんな感じでコラボするならマイケル・ベイ版のトランスフォーマーと別次元の話でいい…
じゃないと絶対にオートボット地球から帰れないし…笑笑


トランスフォーマーはトランスフォーマーだけでやって欲しいな…大丈夫かな…