ギョプサルサム

ジョン・ウィック:コンセクエンスのギョプサルサムのレビュー・感想・評価

5.0
すいません、過去作未見です。

が、最高すぎる。え?!自分の中のガンアクションの定義が変わった。
拳銃の撃ち方が、構え方が、何度もそんなに打つの?もう死んでるって!もしかしてこれがリアルなの?と思うほど全てが、見た事ない動きの連発でゲームのようで、カメラワークも長回しが多くて、アングルも凝ってて、ものすごい臨場感で、音や光や色までも演出されてて、音楽もかっこよくて、とにかく初めて「いけないものがかっこいい」と思う体験だった。

過去作観てないのでストーリーは少々スルーでアクション以外の部分は評価しないが、今作で5回くらいあるアクションシーンが全部本当にかっこよすぎる。

まず早速もうドニーイェン出てきて、え?クライマックス?
ドニーと言えば地球上で一番強い人間でお馴染みだが、盲目というハンデをもらっても、素手での格闘じゃなくても最強だった。
厨房で腹ごしらえしてからの、盲目であるからこその小道具を使った戦いには笑ってしまった。

そしてパリの凱旋門でのアクション。車に轢かれながら敵を倒していくアクションなんて見た事なかった。これまたカメラワークがすごいし、凱旋門というロケーションを上手く利用したアクションシーンだった。

最後の階段でのアクション。
以下ネタバレ↓

最上段まで来たのに一気に下まで転げ落ちた時にはさすがに絶望したが、訪れた最後の瞬間はまさかのハッピーエンドで、なんて良心的な優しい映画なんだろうと清々しささえ覚えた。(エンドクレジット前の話し)

過去作観てる方には、こんなの当たり前だよという感じかもしれないが、自分にとってはすごくショックで(良い意味で)、歴代1番かっこいいアクションだったと言えるかもしれない。(過去作ちゃんと観ます)
ギョプサルサム

ギョプサルサム