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ジョン・ウィック:コンセクエンスのwandaのレビュー・感想・評価

3.7
映画館行き損ねたから、ネトフリの早い配信うれしい!👏

本作見てて思ったのは、イーサンといい、ジョンといい、シリーズ重ねるごとにムチャがすぎるってこと(笑)
こっちの心臓がもたんわ。
どちらもぶっちゃけ、ストーリーはどうでもよくて(コラ)、アクションシーンをいかに観客に楽しくみてもらうか、っていう製作者側の意欲を感じる。毎回、工夫があってどんどん面白くなるんだよな。

一応ここからはネタバレ。



途中のベルリンのシーンは正直パッと思わなかったものの、最初の大阪コンチネンタルからテンションあがった。
真田広之がかっこいい。裏社会ジャパンのボスがマジでハマる。「ブレット・トレイン」よりも出番も台詞も見せ場もあって、日本刀×銃って心をくすぐられるのは何ででしょう?彼の部下たちも刀や弓や手裏剣、果てはスモウレスラーみたいな人も出てくるし、そもそも大阪コンチネンタルのセットも細かいところまでジャパンみがやばくてジャパンが大渋滞(笑) 初志貫徹!
そして、真田広之の娘と、ジョンの旧友の盲目の達人ケインとの因縁がここで生まれる…
ケインはジョンを殺す側にいるのだが、このキャラの格闘スタイルが面白く、盲目なのにめちゃくちゃ強くてどうなってるの?
そうなるとジョンがかすんじゃうよねー、と思うけど、ヌンチャク最強説が大阪で証明される(笑)


続くベルリンのシーンはでかいおじさんが想像以上に機敏だった。でもアクションシーンとしては…ここの下りは一応、決闘の手続きのために必要だが、別になくてもよいのでは?(コラ)


新キャラでジョンの首を狙う、ワンコがパートナーのトラッカーや、くせつよグラモン伯爵も印象的ではあったが、やっぱり頑張った大賞はジョン。次はワンコ。
あんなに立て続けに次から次へと刺客に襲われたら、疲労もたまるわ。ヒーロー映画のヒーローはキレキレな動きのハイスピードバトルだけど、強くても生身の人間なら普通はこうだよね。


最後。決闘の場所サクレ・クール寺院に夜明けまでに行かなきゃならないジョン。目の前まで送り届けてもらうのは難しく、7区に出た途端に刺客が続々と現れるの。え、こんなの無理だよ!着けるわけないじゃん!ってびっくりした。
それから車に乗って凱旋門の前の交通量が激しい道路でファイト!敵もジョンも車にひかれまくる。私は目を疑ったね。いい加減にしないと死ぬわこれ。

バイクに乗って寺院に向かうけど、やはり囲まれてしまい、廃墟みたいな大きな建物に入る。ここでのアクションが面白くて、部屋から部屋へ移動しながらの戦いを上から撮ってる。これがゲームみたいで楽しかった。しかも火が出る銃(何て言うの?)だからギミックも面白い。
ようやくこの建物から逃げ出る時もむちゃくちゃで、飛び降りちゃってんの…まじで死ぬよ?

寺院も見えて来て、間に合うか?ってところで、私は知らなかったのですが、階段が222段あるの?🤣これは爆笑だった。ここを選んだのが裏目に出るはめに。あの一連のバトルのあとで、階段!しかも刺客は止まらない!登りながら倒すなんてうそだろー!
しかもしかも、トドメは登りきった付近でジョンは蹴っ飛ばされてしまい、転げ落ちて落ちて落ちまくって、また最初から。笑いが止まらない…(不憫)


このあとは胸熱なので、ネタバレは控えますね。パリのシーンは見た方のが絶対楽しい。


あとひとつ、最後に重大なネタバレはコメント欄に書きます。




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