ほくほくころっけ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのほくほくころっけのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

さて、ジョンウィックもいよいよ4作目。これが果たしてファイナルになるのか否や!
ウワサによると撮影が大変過ぎるからキアヌはもうジョンウィックやりたくないとか笑
スピンオフ作品やらなんやらが制作されるようで、ジョンウィックの人気を伺わせるなー。

シリーズ2作目からやりたい放題感がどんどん増し増しになっていったこの作品。
4作目はそれがここに極まれりといったバトルの数々だった。
犬といい凱旋門グルグルといい、池田屋階段落ちかとつっこみたくなるくらいの終盤の階段でのバトルといい。

3作目も大分ふざけてたけど(褒め言葉)コンセクエンスは集大成ですな。
そのおかげか169分とは思わせない程、あ、いや思うか笑
時間の長さ的にはそこまで感じないのだけど、ボリュームが多過ぎるせいで169分ならそうかーと納得できるかもしれない…笑

元々不器用だった(風に見えるけど、友人が多い事からコミュ力は高いのかもしくは人柄が愛されていたのだろう)ジョンは最愛の妻のお陰で、一度は殺しの連鎖からも抜け出せて安寧を手に入れて、その妻を亡くしてからはきっと終わらせ方を考えていたのかもしれない。
消せないしがらみや過去と完全に決別して本当の平穏を、自由を手にして最愛の人の元へ行きたかったのかな、なんて最後のシーンで考えたり。

殺し屋の新たなスタイルを確立したのではないかなーと個人的にとても感じるジョンウィック、これが最後になるのかと思うと少し寂しい気もするが、始まりがあれば終わりあり。
良き作品でした!