さわら

哀愁しんでれらのさわらのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
2.5
薄っぺらい幸せからの転落劇は、高さがないぶんさして面白いものでもない。

「子供を殴ってしまうのには理由がある」「学校に文句を言う親には理由がある」という穿った倫理世界上にこの話はあるので、趣味が点滴であったり、根っからの悪(おかっぱ娘)の存在がいたりしてもさして違和感はない。が、どこかのサイトで「現代社会の暗部を抉る」という謳い文句があったがそれはどうだろう。どの口が言う、という感じ。