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哀愁しんでれらのfishmuttonのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
2.7
どんな話かちょっと気になって観賞。
んーなんだったんだろうな。まあ、観たよって感じ。
私が特にこの物語から何かを受け取ることはなかったかな。

災難続きの主人公は、踏切で酔って線路に倒れ込んだ男を助ける。男は妻を亡くしており、小学生の娘がいた。順調に交際し、主人公は男と結婚。幸せも束の間、実はやべぇ家族を引き当てちまったみてぇだってな話。
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小春:主人公。幼少期、母が出て行ったこともあり、無責任な親が許せない。祖父・父・妹と暮らす。児相職員→寿退社。出会いから1ヶ月のスピード婚。最初は娘とも仲良く、上手くやっていけると思ったけどそう一筋縄じゃ行かなくて・・・なにかがプッツンして考えることをやめた。
だいちゃん:主人公が助けた男。開業医。自分を助けてくれた小春の力になろうとする。こはるの祖父の入院先・父の転職先を仲介し、妹の家庭教師もする。「娘には母親が必要」という考えもあり、こはるに求婚。徐々に彼の歪さが明らかになっていく。
ひかり:やべー奴。何がどうしてこうなった。彼女の真意はどこにあるんだろう?

「母親神話」の歪さ、親の愛情と盲目さの境、親が目をそらしたい子供の一面、子供の思惑・・・みたいなことを描きたかったのかな・・・。
自分も幼少期、他人を巻き込むタイプの都合のいい嘘を親についたなーと思い出した。
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