特売小説

アオラレの特売小説のレビュー・感想・評価

アオラレ(2020年製作の映画)
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一線を超える前の彼の人間性を匂わすような描写が殆どない分、同情を思う事もなく、即ち気兼ねなく。

そこまでやったら筋が通らねえだろうとは思いつつもいいぞもっとやれ、なんつってげらげら笑って楽しませていただきましたけれども。

やっぱ最終的には、世の中、公共の場で立ち小便が出来ちゃうような壊れた人間が勝つ構造になってるよな、と、巻き込まれて命を落としたかもしれない無関係な人間がどれだけいたかに思いを馳せつつそう思いましたよね。

誰もフワちゃんを注意出来なくなってる、そんな時代への見事なカウンターでしたよね。

そしてジミ・トンプソンの老け込み具合に慄いちゃいましたよね、と。
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