自主映画レベルの芝居だが、特殊メイクには命をかけている。

本当のタイトルは『CONTON 獣神伝説』。混沌を何故かローマ字にしているのが何かのこだわりのようだ。

役者陣として、男優はどうにもならないが、ヒロインが綺麗なのが救いである。

平凡なオタク大学生のゴウはここ最近怪物が出てくる悪夢に悩まされていた。
おまけに実生活でもふとした事故がきっかけでヤクザから因縁をつけられていて・・・・。

悪夢に悩まされる大学生の運命を描いたB級特撮モンスタースプラッター映画。
正直ストーリーに関しては意味がわかりにくい部分もありそんなに評価できるものではなかった。
しかしスプラッター描写に関しては当時の作品の中では決して悪くないレベルでありモンスター映画好きならそれなりに評価できる部分があったのは好印象だった。
またラストのいろいろな解釈ができそうなオチは印象的であり、全体的にスプラッター描写目当てならそこそこ満足できる作品であった。

現実とフィクションの区別が付かなくなったオタク君が化物にへんしーん。