2016年頃全米で明るみになった組織的性犯罪隠蔽のネトフリオリジナルドキュメンタリー。
でもこういうことって、日本でも良くある話で他人事ではない。
他のレビューにもあったが、やってる側からしたら多分大したことではないんだと思う
ちょっと足踏んじゃったくらいの感覚なのかな？でもそれはされた側からしたら一生抱えていくことになる
多少センセーショナルに煽る描写が鼻についたとはいえ、加害者の人格がユーモアに富んで優しかったことや、専門用語を並べて言い訳するシーン等、典型的且つリアルな描写も多いので、トラウマがある方や経験者の方は観る際要注意。
加害者だけでなく組織的な隠蔽にも言及があったが、現実世界での捜査や起訴が進んでいない為に踏み込みが甘かったことが少し残念。
関連ニュースに進展があれば調べてみたいと感じた。
また少し本題とはずれるが、自分が将来医療関係に就くこともあって、医療行為というものが持つ権力性(ちゃんと気をつけていなければ患者さんの人生を壊すハラスメントになりかねないということ)も認識させられた。
