maruco

ヤクザと家族 The Familyのmarucoのネタバレレビュー・内容・結末

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザと家族 The Family 観ました
この作品名
あくまでも 私見ですが軽すぎる気が
した。昔漫画とかアニメの副題に
次週はなになにのまき〰️、そんなんが
あったように思う。本作には
次週『ヤクザと家族』ザ・ファミリー
のまき〰️!
marucoにはそんなイメージしか
持たれへんこのタイトルは
やっぱりすごい残念やった。
そしてオープニング早々、
大事な結末を容易に予測できた。
そして残念ながら予想的中やった。

ところで綾野剛さんはやっぱりあの目が
素晴らしいと思たし力のある俳優だと
感じた。
あと流血シーン暴行シーンについては
臨場感と本物の血反吐の迫力凄まじさを想像以上の日本映画の巧みさを感じた
暴行あとの傷のように
maruco 自身も痛みが滲みた。
あとは勃チひろしさん…、ええ声!
確かにええ声やった。やっばり頭を揺らしてたな〰️。これを大阪では
『頭振り』ずふりなどと言うねんけど
発声の共鳴度が上がるんやろね。
その代表格が江口洋介がそうやね。
そして、そうそう、作品は、
時代に取り残されたヤクザ組織の衰退と貧困による肩身の狭さ、そして
スッカスカの自尊心、男の沽券争い、
もう片方では
血の繋がりの無い人間達が
紡いでゆく真の家族愛とは、
そして因果応報とは…、
こんなに重いテーマをひとつの
どんぶり鉢🍜に
いっしょくたに容れるのはちょっと
無理な気がした。
本作の主軸となる
せっかくの高級食材のだしの旨味が
そこそこ出てるのに、
飛んでしもてると感じたし、
寄せ集めの締まりの無い味になって
しもたことがやるせない。
maruco思た。
改めてもう一回本格的なヤクザ映画を
綾野剛さんで演じてほしい。
ヤクザ映画大好きやし綾野剛さんが
出るんやったら観る。
そして最後にこれは言いたい。
エンドロールの曲、歌、
あれはmarucoは絶対に好まない。
なぜかと言うと、
作品に対する捕捉補充感が半端でない。字幕見てても歌を聴いてても寒い。
気持ちは冷める一方やった。
好きでもない歌手の歌を長々と
聴かされてこの場を離れたい、
が、さすが退席はしにくい。
おまけにその歌詞が字幕にまで出る。
作品中の僕はあの時は
こうやったからこうなった…、
歌と字幕のWのくどさ。
そんなもんイチイチ説明してくれんでもわかるっちゅうねん!と、
思てしもたわけやねん。
第一、日本の映画に字幕って
おかしくない?
そらないやろ?
字幕の入る歌と音楽いるのん?
これはほんまに月並みやけど、
ミュージカルちゃうやろ?
とにかく無粋?不粋?でしかない。
何でそんなことするんやろ、
marucoにはわからん、
ついついずいぶんと
生意気な物言いになってしまったことを赦して下さい🙇

追記
もちろん、
作品内容に拠るけれども、
本作には殊にこれら感じた。
エンドロールの音楽はあくまでも
癒しであってほしかった。
鑑賞後の達成感、高揚感、
若干の疲労感もあるやろし。

因みに私は映画音楽は大好きやし
作品に相乗効果をもたらしてくれる
必須のものと思ってます。
そして
エンドロールにおける、
ド迫力の音楽音響効果は大好物な
輩であることも伝えさせて下さい。

おわり
maruco

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