このレビューはネタバレを含みます
オープニングはかっこよかったしカメラワークも照明も演技も邦画のなかでは良い!
しかし脚本…女性の登場人物が都合良すぎてもやもや。娘守ってきたというわりに無防備すぎて…家に入れる動機も見えず、思春期女子はイイ子すぎて嘘くさい。とにかく主人公を上げて落とすためだけの存在。家族がテーマなら、こっちの家族も真剣に描いてほしい。
ヤクザが寄せ集めの疑似家族なのは確かなんだろうけど、それ故にもっと汚いはず。全編通して家族=いいものとしてしか書かれていない。主人公が憧れてたからだとしても、タイトルにするくらいだから、もっと掘り下げたところを期待してた。時代の移り変わりを背景にしたのはいいと思ったのだけど…。
痛い度★★☆☆☆
暴力シーンそこそこありだけど、メイクが血糊を弾いてる!とか、翌朝になっても真っ赤やん!とツッコミ入れるくらいには平気。