2021年はヤクザの良作が多かったと言われておりますが『狐狼の血』以外はヤクザはつらいよ…という哀しいお話ですのでそんなに好みじゃないのですが、こちらと比べると『すばらしき世界』の方が良かったです。三上は足掻いてるのが十分なほど伝わってきましたけど、こっちは短絡的やすぎないかいと。こちらは斜陽ヤクザがメインなので比べるのもあれかもしれませんが。
もうその前に、なんだかんだ言って凄みがあるんじゃないかと期待してた舘ひろしがいつもの舘ひろしでダンディヤクザだったから笑っちゃったもんな。
なんか梅宮辰夫だったか小林旭だったか忘れたけども最近のやくざ映画がダメなのは本職とつながりがないからって言ってたのを思い出しちゃったな。そりゃ昔と違って今は厳しいからそんな事言われてもって話ではあるんだけども、どうも入り込めなかった。綾野剛も僕好きなんですけどね、これに関してはヤクザっぽい何かを演じてるとしか思えなくてね。うーん。
現在のヤクザについては『すばらしき世界』でいっぱい書いた気がするのでやめときますが、良かったのは密漁ですね。これが噂の…ヤクザも大変だなぁ…と。
でも2019ならタピオカ出てきても良かったんじゃないかな。タピオカ儲かったんじゃないのか。儲かると話の上ではダメなのか。
