切ないとかの次元ではなく苦しくて痛いの連続
苦しくて痛いことは決してダメじゃないんだけどその先で「結局なにがいいたかったの？」が残るのが残念
あくまで私の感想だけど、テーマは違えどジャンルとしては似てる「すばらしき世界」はメッセージ性があって、観客を苦しませることで伝わるものがあったけど、これに関しては腑に落ちない点多々
テーマが「家族」なのであれば余計腑に落ちないかな〜。
義理と人情は分かるんだけどやっぱり私には合わなかったのかな
また「家族」だけじゃなく、"元"ヤクザの幸せっていうところの視点では尚更「すばらしき世界」に叶わないかな、、
由香に電話で「愛してる、会いたい」って言うのも、
愛するって自分の幸せより相手の幸せ願えることじゃないのかよ！結局けんじは自分本位なのかよ！愛してるなら会いたいとか何があっても言えないだろ！まああんだけ辛いこと立て続けに起これば会いたくもなるけどな！ってもやもやして理解しきれなかったな〜、私は好きじゃなかった。細かいセリフで幾つかうーんってなったんだよなー、そういうところに関しては脚本の意図に疑問。
ただ、求められるお芝居をしてるっていうところでいうと、どの俳優も素晴らしくてお芝居の温度差も違和感も感じなかったから、現実に引き戻されることもなく面白く見れた。かなりキャストに支えられてる作品だと思う。
「いくとこあんのか」とその後すぐ涙のシーンはたまんなくて舘ひろしさん綾野剛さん日本の宝だなって思った
あとラストの小宮山りおさんと磯村勇斗さんも表情とかたまらなかったな
だからこそ私もこの映画を理解したかったんだけどな〜、、私には合わなかったかな、
7.6.8.6.7
