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ブリキの太鼓 ディレクターズカット版のgogoのレビュー・感想・評価

5.0
80年代のアート系ユーロシネマとミニシアターブームの火付け役の1本となった作品?
公開当時は小学生だった為、オスカル君の異形と奇声に慄くばかりでチラとも見たいと思いませんでしたがプライムビデオで見つけて懐かしさで鑑賞。

愛と自由、芸術への賛歌でした。

あどけないながらも青年のような逞しさと老人のような諦念さを見せるオスカル君に釘付けになりました。
伏線を回収するラストシーンは見事としか言いようがありません。
僭越ながら「異端の鳥」が本作の劣化版にしか思えませんでした。
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