イタリアの夏
まさにいっぱいの太陽の中で繰り広げられる人間ドラマ
主人公のカッコ良さ、意志を持った目つきにやられてしまった
フィリップの靴に履き替える時に自分の靴を脱ぎ飛ばすシーン
マージがイヤリングを見せるシーン
繋いだ手をアップで見せるシーン
所々で映される「床」の情景
が印象的
主人公は最後全てを手に入れる
警察が待ち構えるもとへ向かって行くシーンで終わるが、映画の中では彼はまだ捕まっていない
永遠に彼は捕まらないのだ
テンポも悪くなく、時にハラハラしながら観れる名作だったと思う
色々多層的に読み取れる余地がありそうなのでじっくり考えたい