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太陽がいっぱいのfiorinaのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.4
お久しぶりです。1月から引越しやらなんやらで忙しくてなかなか映画を観る機会がなかったので久々の鑑賞。

パトリシア・ハイスミスの小説を原作にルネ・クレマンが監督を務め、主演をアラン・ドロンが演じた。彼が世界的な大スターになるきっかけとなった作品でもある。

ローマやナポリ、モンジベッロなどイタリアを舞台に完全犯罪を描いた不朽の名作。パスポートの偽造やサインの映写シーンが個人的に好き。

中盤でフィリップを殺してお金を引き出せることに成功しても、誰かに監視されてるんじゃないか?と思ったり孤独だったりするのでやっぱり幸福感は薄れるよね。

終盤のヨットに引っ張られているロープから遺体が発見されるシーンは秀逸だったな。
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