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太陽がいっぱいのCHIOのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
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「太陽がいっぱい」と「リプリー」
同じ原作なのに、主人公の陰と陽が
対照的で面白かった。

前者は、ギラギラしたアラン•ドロンの
いけいけリプリー。友を殺しなりすまし、
完全犯罪なるか‥の原作とは異なる最後。
「太陽がいっぱいだ。今までで一番いい気分」

後者のマット•デイモンのリプリーは
陰気で繊細。嘘を重ねて、歯車が狂い、
愛してくれる人まで手にかけるラスト。

ディッキー役のジュード•ロウが、
イタリアでやたらとキラキラして魅惑的。

映画としては「太陽がいっぱい」に軍配。
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