YAZ

太陽がいっぱいのYAZのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
3.7
アラン・ドロンの出世作観る

放蕩息子をアメリカに連れ帰
る様に父親から報奨金付きで
頼まれた貧しい青年だが

名作との認知度高いのは吹替TV鑑賞し
た覚え多め。これもそんな一本で配信と
は言えキチンと観るの初めて。
ラスト含めての概ねは記憶に有ったので
こういう映画だよね~でした

貧しい青年リプリーがドロン
放蕩息子フィリップがモーリス・ロネ
フィリップ殺害するリプリー
完全犯罪成立するか

よく分からない映画でした
犯罪映画なのか貧しい青年の映画なのか
どんな映画かなんてどうでもよいのかも
しれないけど言葉ソフトにしてるつもり
で要はどっちつかずな感じ

イタリア南部舞台で海と太陽
ニーノ・ロータの甘いメロディー流れる
コギレイな映画。
リプリーは欲まみれな貧しい青年なのに

ドロンをキャスティングした時点でこう
いう映画にしようという意図はおそらく
有ったはずでしょうが貧しい青年と言う
のが引っ掛かってしょうがない

リプリーとフィリップの出会いからの関
係がかなり曖昧で。リプリー何者かも
曖昧。自分にはこの二つがスタートなの
でそこが曖昧だと最後まで「う~ん」の
ままで終わりです

アメリカ云々は原作から持って来てる様
ですがそもそもフランス人が演じてるん
でそこも変えてよかったのでは。
ドロンの魅力で見るところ多めだと思う
ので余計にそう思いますけど

59/220
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