夏の終わりにアラン・ドロン追悼リバイバルで鑑賞。
劇場は60年以上前の初公開時に観たであろう方々だけでなく年齢層が広く驚き。
本編のサスペンスさを無理くり盛り上げる強烈な音楽も過激な編集もほとんどなく、印象的なメインテーマが真夏のナポリに流れ、
ドロンの瞳はどこまでも冷やかで美しい。
秘密を海に流すシーンのみ際立たせた音響が、彼の心情を表現して緊張感がほとばしる。
サービス良くすぐ脱ぐのも人気の秘訣だったのか(笑)、なんだかんだとすぐ服をはだけるドロン。そしてもちろんスーツのシーンは流石のカッコ良さ。このウルトラスーパーイケメン(当時の表現だと二枚目スター、か)!
60年代の女子が夢中になったのがよくわかるね!