映画館鑑賞。
これが本物の上級国民のお嬢様なんだ。
彼女の家族は、結婚したものの子供はいない姉とシングルマザーで医師の姉、そして両親。
実家は病院経営で松濤に住む。
普段の移動はタクシーで、バーキンなどブランドのバッグは普段使い。
マナーも隙がないほどしっかりしている。
和でも洋でも、自分が今何をするのかを心得ている。
そんな彼女と結婚したのが、これまた、家柄がすごい一族。
彼女の家柄なんか吹き飛ぶ。
そんな生活が当たり前だと思っていたのだが、彼女はふと思う。
自分はずっと一人で何もすることがない。
これでいいのだろうか？と。
そんなとき、以前、夫と付き合いのあった女性と出会う。
苦労はしても、今は、新しい仕事を始めて、お金はないけれど、自由があるのを目にする。
彼女は決断をし、自由を選んだ。
自分の人生を自分で選んだ。
一族を守ることは男女とも自分の意志を殺すしかない。
そこから出ることは許されない。
今の政治家を見て余計そう思う。
