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あのこは貴族のiのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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表現は強くないけど、突いているところはピンポイントというか、鋭く鋭利というか何というか難しいが、注射の針が細過ぎて痛みはないけど、ちゃんと奥まで届いてるみたいな。訳わかんないね。でもそんな感じ。すげーなと思った。ぐわーって。

西川朝子さんが更に気になる存在になった。

高良健吾の抑えてる芝居というか。いいなと。やはりある種の特別な役者だなと思う。もって生まれたものもあるだろうなと。芝居が上手いだけでは出せない雰囲気というか。失礼かもしれないけどあのルックスというか。あの役にハマる感じ。本人も現れるところが面白い。ここに遊びに来るんだなーみたいな。センスがまたかっこいいなと。別にそれを自分から発信する訳でもないし。

それとやはり水原希子はミューズ。美しい。観る前に、パルコの写真展に行ったけれど美しい。横顔とかベッドの俯瞰とか画になりすぎ。怖すぎ。ワンカットを綺麗な写真のような画にするもんな。あとは生きてくれって感じ。

石橋静河もいいー。身近であって身近じゃない感じ。でも身近。

門脇さんの芝居を始めてみた。もっと違う役柄を見てみたい。イメージはないけど、なんか終始明るい役みたいな。

山中さんも良かったしーとか美術とか結構全部良かったなと。なんかこう見終わった後に嫌なものが残ることなくよかったなーって感じ。引っ掛かりがないというか。勿論良い意味で。引っかかるところとか、考えされらることがないという意味ではなく。

良かった。

親のトレース。

世界が平和だといいな。

皆にピース。
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