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あのこは貴族のaminのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
2.2
登場人物、誰一人にも共感出来なかった。憧れもしないし、例えば貧しかったり可哀想な境遇だとしても、映画のキャラクターには魅力(もしくはその逆の嫌悪)があると思う。この映画にはそれが全く感じられなかった。とにかく裕福であるという設定のみに説得力を持たせようとしていたのではないか。あとは、登場人物それぞれの悩みの底が浅い。なんだかんだ言って、みんな何か持ってる側だし。登場人物たちには、雛人形展ではなく、フライシャーの『マンディンゴ』でも観て勉強していただきたい。
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