ミサホ

あのこは貴族のミサホのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
3.8
クリップ📎してあった作品が、NETFLIXに来てるのを知って、観てみた。タイトルの“あのこ”の「こ」が平仮名であることに、どこかふわっとしたイメージを持ってました。

なんかレビュー書くの難しいな。


華子(門脇麦)は良家のお嬢様。
家庭におさまって、子を産み、静かに上品に生きることが当たり前の世界。
大口開けて笑ったり、夜中にラーメン啜ったりなんてもってのほかなのだ!(そんな描写ないよ)

しんどいなぁ。
そんな中、自分の人生を切り拓いて、自由に生きる美紀(水原希子)の存在を知る。
華子は、そっち側に行きたいとまでは思わなくても、なんとなく美紀の世界が気になる。

世の中は平等ではない。

でも、自分の選択いかんによっては、素敵な出会いを引き寄せ、自分が元々持ってる要素など気にならないくらい、人生そのものを楽しめる。

一大決心したあとの華子…良かったな。
持つ傘の形も変わったし、服装も少し変わった。タクシーから街を眺めるのではなく、自分の足で街を歩く。心の解放がもたらす変化は大きい。
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