ミサホ

ザ・ウォークのミサホのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
3.8
NETFLIXでの配信が3月30日までだったので、ギリ間に合った。そこまで興味がなくても「今日まで!」って言われると、つい…ね。観ちゃった。


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フランス🇫🇷の大道芸人が、アメリカ🇺🇸のツインタワーにワイヤーを架けて、“綱渡り”をするという夢を実現するまでの物語。

言わずと知れた実話である。

まあ、常軌を逸してますね。
フィリップ・プティという人は…

本作でフィリップに扮しているのはジョセフ・ゴードン=レヴィット。彼には破天荒なイメージがなかったから、個人的に違和感があったかな。

実際のフィリップの画像を見ると、当時24歳の彼は、70年代ぽく少し長めの、ストーンズのミックみたいな髪が格好良かった。

建造物の綱渡りを“無許可で”決行するのだけど、まあ、普通に考えて許可は下りないよね。真面目に申請しても、まず下りないよね…たぶん。

でもツインタワーを渡りたい!
ワイヤー架けて渡りたいんだ!
フィリップは壮大な夢に取り憑かれた。

フィリップの夢の手助けをする“共犯者”たちがいい。いわばゲリラだから、下見やら計画やら準備やらは全部自分たちでしなければならない。

建築関係者なんかに扮して、事前調査する展開にはワクワクしたなぁ。ツインタワー関係者がザルなのか、フィリップのチームが優秀なのか…う〜む、前者か。

果たして、夢は叶った。

警察は、フィリップを100の違反で連行したものの、その後の恩赦が素敵。

滑り込み鑑賞の甲斐がある作品だった。
フィリップ・プティに興味が湧いた。
ドキュメンタリー作品『マン・オン・ワイヤー』も是非、観たい。
ミサホ

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