冒頭でキャストの名前が出た時点で勝ち確だったけど、キャスティングから埋まることのない身分の差を描いたストーリーまで、まじでハマる内容だった。
石橋静河が石橋静河しすぎてたな〜、この人がやる役はどれも自立した女性としての格好良さ、美しさを表していて愛おしい。
華子、逸子、美紀がおひなさまについて話すシーン、「信じられない」と言った華子に「え?」と返す美紀が印象的で、ここで身分の差、生まれ育った環境の違いと、それによって醸成された価値観の違いって一生埋まることがないんだって思わされた。
個人的には、貴族の家柄の常識的なものを華子だけが全くわかっておらず、主体性というか考えがない箱入り娘感が滲み出ていて苦しかったな。