なんとなく寝付きが悪い夜は、
なんとなく映画を観るのもいっか!
と思って本作へ。
1970〜1980年代半ばにアメリカで活躍した「テレビ伝道師」のジミーとタミー夫妻の伝記作品。
ジェシカ・チャステインだ!
と思って観はじめると、
頬を中心としたかなりの特殊メイクのため
ジェシカ・チャステインと識別できるのは「声」。
目を閉じたら分かるけど、映画やし!
パンチが効いてます。
そして「テレビ伝道師」って何???
ハテ???
となってしまうのは、割と宗教については
ザルの日本育ちならではなのかも。
ソレ、テレビで観て面白いん???
とは思うけど、実際にこれで巨額の寄付が集まる辺りがアメリカン!
ジェシカ・チャステインの声音を活かした役であることがよく分かる。
タミーの歌声や声音も集金に効果的だった。
しかし!
タミーのメイク、いかつすぎ!
マクドナルドのドナルド・マクドナルドみたいだから、これまたアメリカン!
実在のジミーとタミーそっくりのビジュアルにしたことが分かるようになってて
「このメイクが実在したん!!!」
という衝撃が、更に睡魔を遠ざけた。
政治と宗教を現代的に描いた結果、
昔からあるあるなんだな!
と腑に落ちる。
政教分離、大事だね〜
お国柄の違いを目の当たりにできる作品でした。