2大オスカー俳優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが初共演を果たした人間ドラマ。
「棺桶リスト」を上手くストーリーの伏線に絡め、最後もそのリストで締めくくる。
人間ドラマも良く描かれていて、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンだからこその空気感がとても良い。
長い時間を過ごしてきた友人も「親友」だが。短い時間でもお互いを認め合い、時には褒めて、時には注意し合う。年齢を重ねてからの「親友」になる事が本当に羨ましく思います。
個人的ベストリストは「泣くほど笑う」でした。本当にくだらい事なんです、ノリが小学生か中学生みたいなノリなんです。でも二人共本当に心の底から笑っている様に見えて、観ているこちらも思わず笑ってしまいました。
秘書役のショーン・ヘイズが本当にいい仕事してますね。終盤になるにつれて二人の関係を見守る事が本当は好きなんだなぁ、と思いました。ラストシーンと、終盤の会議中での「この電話にはすぐ出た方がいい」でのシーンは素敵でした。
多くの人に一度は観てほしいと思える作品です。