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特捜部Q PからのメッセージのMUTUのレビュー・感想・評価

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)
3.5
デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの人気ミステリーシリーズ「特捜部Q」の映画化第3弾で、北欧の権威ある文学賞「ガラスの鍵賞」を受賞した「Pからのメッセージ」を映画化。

特捜部Qに、新たな捜査依頼が舞い込む。海辺に流れ着いたボトルの中から「助けて」と書かれた手紙が見つかったのだ。手紙は7、8年前に書かれたもので、インクのにじみが激しく、ほとんど解読することができない。差出人の頭文字「P」を頼りに行方不明者の割り出しを進めた特捜部Qのメンバーたちは、やがて衝撃の事実にたどり着く。

個人的に今作が、一番特捜部Qの一つの完成形だと思いました。
カール、アサド、ローズの仕事の連携。捜査開始時の壁に情報を貼り付ける。解決後にはそれらを外す作業。その何気ないルーティンが、とても良いチームに見えて良かったです。これぞ!特捜部Qって感じでした。

それだけに、序盤からのカールの無気力な理由が良くわからないのが残念。そして最後のカールの涙は何故なのか…。

もう一回観直そう…。
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