前景、中景、後景の意識、奥行きの使い方が丁寧だった。手前に噂話してる人ら配置して馬車で移動して真ん中に来て、後ろで人々がわちゃわちゃやってて……とか、ベッド挟んで手前と後ろで枕投げしたり真ん中のドアに隠れたりする寝室のシークエンス気持ち良かった。柵の使い方ちょっとあざといけど、サイレントだとこういうの映える。
真っ暗な画面の中、灯火だけが浮かぶ山火事カッコよかった。あとアホみたいにデカい大自然のロケーションね。キレイ。
執拗に女優を横から撮るトコとか、フェティシズム感じた。だから女優の撮り方が上手いのかもしれない。

女優の髪に当てられる照明の繊細さに舌を巻く。先住民のダンスも良い

女優の撮り方が既に完成されている。本気で惚れていないとこういう演出はできないのでは。