ホイッスル

二月のホイッスルのレビュー・感想・評価

二月(2020年製作の映画)
3.7
東京国際映画祭、TOKYOプレミア2020部門にて。
"映像詩"という言葉がピッタリくるような作品に感じました。
台詞がかなり少なく、映像が作品を紡いでいく様にただただ引き込まれるばかりでした。
極少の台詞と力のある映像で主演の方の行動を静かに追うという点で、どこか渡辺絋文監督のような雰囲気も感じました。また、序盤の子供の目線に寄り添うような世界観は「ヤンヤン 夏の想い出」のヤンヤンがカメラを持つシーンを思い出したりもしました。
ブルガリアの映画は初鑑賞でしたが、この監督の作品はもっと追いかけてみたいな、と思います。
ホイッスル

ホイッスル