このレビューはネタバレを含みます
美しいクラシックが流れ続ける。
美しい世界の中の、滑稽な人間たち。
ごく狭い人間関係の中で、恋愛脳に支配されグルグル巻かれてる登場人物たちの物語って、最終的にはコメディに見えてくる。
しょうもなくて笑える。
哲学的な話も含むしそれはそう。分かるけど、結果、馬鹿らしい選択に落ち着いていたり。本当しょうもない。
それでも他は関係ないよなー自分の選択が全て。そういう話だったんかな。
模倣理論、他人が望むものを自分も望むようになる。羨ましいとか、他人の所有物は良く見えるから欲しくなるとか。
好意を目線で伝える。
フェアとか、フェアじゃないとか。
「真の愛は他の幸運のみを求める。所有を求めない」
「道はいくつもあって、選べるものは一つだけ。引き返すことはできない。その道を選んだら、振り向かずただ歩き続けるべきだ」
蛇足🦎
狭い中で不倫しまくりコメディ映画でクロアチアの『愛人のいる生活/NEKA OSTANE MEDJU NAMA』思い出したけど、もっと中年ばかりのキャスティングで生と性だけでなく死も扱ってた記憶。