ラヴ・アフェアズの作品情報・感想・評価

「ラヴ・アフェアズ」に投稿された感想・評価

リコ

リコの感想・評価

3.5
EUフィルムデーズ『言葉と行動』

くるくるくるくる、数珠つなぎのように巡る恋愛遊戯。マックス・オフュルス『輪舞』を思い出した。
mh

mhの感想・評価

3.9
「言葉と行動」のタイトルで
euフィルムデーズ2022 で鑑賞

基本会話劇でその会話から過去シーンが出てくる感じのストーリー
その過去ストーリーは失恋、不倫、浮気、元鞘、浮気みたいなw
おフランス感満載なんですけど、なんか深くてうーんと唸っちゃった。

欲望なのか愛なのか。
愛はそもそも錯覚なのか。
メモしたい言葉とかあったけど
流石に出来なかったw

途中"転"になるエピソードがあってそこが凄く良くて「そうくるかぁ」と思わず仰け反ってしまった。

これはなかなか面白かった。2時間無駄が全くなくフルに作品を堪能した感じでした。

男性の俳優さんが好みではなく、最初特筆するほどカッコよくないなと思ってたんですけど、見て行くうちに素敵に見えてくる不思議な魅力がありまして、ちょっと今後のチェックしようと思いました。
(またミーハーなことを書いてしまった😅w)

良い映画体験でした!
EUフィルムデイズ2022にて「言葉と行動」のタイトルで上映。以前観たムレ監督の「カプリス」が良かったので、こちらも鑑賞。
今泉力哉作品の大人版といった感じ。
いつもながら、フランスの恋愛倫理観は一体どうなってるんだ? 笑
バンサン·マケーニュ、憎めない得な役者だ。
ショパンをはじめ、バックに流れるクラシックのピアノ曲は良かったけど、弦楽アダージョは違うと思う。
Monica

Monicaの感想・評価

3.5
ニルス・シュネデールのビジュアルに時の流れを感じた(相変わらず好きです)
ロメールを彷彿とさせる会話劇と、哲学的かつ論理的なモノローグが最高だった。
言葉と行動、って邦題もよかった
人間のいちばん本能的な部分を描いてるんだけど粗野なかんじもなくて、
みんながそれぞれ自分なりの哲学とか信念をもって、選択をしていく様子が丁寧に描かれていて、フランスらしいヒューマニズムだと思った。個人的に、愛とか人生とかに関する、数少ない人にしか理解してもらえない漠然とした考えを、うまく言語化してくれた部分とかもあって安心した。会話の応酬と、クラシック音楽の相性もよい!かなりデカめに鳴り響く音楽が全ての欲望や決断を肯定してくれるかんじがして、そこはけっこうパワープレイだなと思った笑
sasha2022

sasha2022の感想・評価

3.8
EUフィルムデーズ 2022。
"誠実"を口にしながら白昼堂々浮気。理性がいつも機能するほど人間は完璧じゃないし、恋愛になると言葉と行動って全然噛み合わないよねという話。倫理観と欲望のギリギリの狭間で繰り広げられるエンドレスな大人の恋沙汰劇。面白かった!2つのストーリーをベースに男女の恋愛、友情、不貞、浮気、結婚がいろんなところで繋がるラブコメディでした。欲望は自分が望むものじゃなくて他者が望むものから生まれるって深い。浮気した夫が他の若い女に求められるっていう事実で急に輝き出すという現象とかリアルでした〜💦
登場人物の誰もが欲望にせめぎ合い、行動してはそれを言葉にしたがる。
話すことの重要性について。

人の中にある2種類の欲望、秩序を守りたいという欲望とありのままに行動したいという欲望。どちらかというとこの映画の登場人物のほとんどは後者に忠実なように思える。ただそれでいながら誰が悪いのだという話には全く治まっていないのが面白い。
映画的な良さとしては長回しによる役者たちの表情の豊かさが印象的。音楽もずっと鳴っていた印象。荒唐無稽とも言える不倫に次ぐ不倫劇の過剰さも笑えた。
不倫浮気浮気不倫不倫不倫、、、の映画だった。登場人物みな、相手または自分にパートナーがいるにも関わらず欲望に従い肉体関係を持つ。あの人やこの人がこんなところで繋がるとは!な伏線回収。『悦楽共犯者』のセックス版みたいだな。音楽がずっと流れていてバーみたい。度々寝顔(不貞行為した翌朝)が映される。寝方(マケーニュの顔を手で覆う寝方)や起きたときのルーティン(右に置いてる腕時計をみる)が何度か映されるから、夢オチ的な演出かと思ったら全然そんなことなくてウケた、監督は「“正解”ではなく“問い”をうむためにこれを作った」と言っていたけど、登場人物みな浮気しているから自分が浮気される立場になったとしても完全に責めきれる人がおらず、なんなら最終的に笑顔になっていたりするから、それなりに肯定派なのだろうと思った。まあ挨拶で頬にキス(音だけだとしても)するカルチャーと、握手はおろか目をあわせるだけで恥ずかしいカルチャーで生きてきた人では、性愛に対する考え方って全然違うだろうな。

ヴァンサン・マケーニュ『女っけなし』では非モテ男性の役を演じていたけど、やっぱりこの人はモテないようでめちゃモテるタイプの方が説得力ありすぎる。いかにもカッコいい!という感じではないのだけど、ただただ優しそうで、笑顔が可愛い人。クリスマスモール首にかけてるの愛おしすぎた。幸あれ。
谷口

谷口の感想・評価

3.5
登場人物たちが持つスマートフォンはここでは単なる電話機であり、視線を交わしながら直接会話するという古典的な経験を積み重ねて男と女の関係が構築されていく。良い意味で今日にそぐわないオーセンティック恋愛会話劇。映画内活字への疑心暗鬼が拭えない身にとっては眩しく映った。ロケーションや役者の動きを見せるためにシネスコが活きていたのも良かった。序盤でパーテーションをガバッと開いて空間が広がるところなどルノワールみたい
上旬

上旬の感想・評価

3.7
【カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション2020】
エリック・ロメール、ウディ・アレンの後継者と目されているフランスの映画作家エマニュエル・ムレ監督作品。『ロゼッタ』の主演エミリー・ドゥケンヌや、『フレンチ・ディスパッチ』などの名優ヴァンサン・マケーニュなどが名を連ねる。

ロメールというよりもこことここが繋がってたの!?というパズルのような構成はポール・ハギスの『クラッシュ』のようだと感じた。

「言葉と行動」という今回のタイトルにもあるように、言葉で言うことと実際の行動は必ずしも一致しない。むしろ矛盾することが多い人間というものの不合理さ、愛の不毛さを巧みな会話劇によって描き出している。

ただ、少し話が出来すぎている感があり、作り込みすぎている感は否めなかった。意外な繋がりが明かされると最初はいいけど、終盤は失速というかあんまりコメディとして笑えなくなってしまった。

この話にしては少し長すぎる。ロメールやウディ・アレン、更には今泉力哉のように90分程度で収めてほしかったというのが本音。

ただ雄弁な音楽や質素ながらキャラクターを引き立たせる美術、肝心なシーンでの長回しなど、なるほどこれは重要作家と目されるのも納得だなという出来であることは疑いようがない。

新作がすでに映画祭をまわっているようなので今後の監督、更に過去作のレトロスペクティブにも期待!
GAKKY

GAKKYの感想・評価

2.5
フランス人の恋愛についての価値観は、日本のとはかなり違うなと思った。演技と音楽で、ん?と思うところはあったけど、浮気の連続で面白かった。
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