このレビューはネタバレを含みます
試写会にて。
Call Me By Your Nameが大好きな私にとって似たようなものを感じつつ視聴。
最初は内向的なアレックスがダヴィドの圧に押され気味だけど、徐々にそれが居心地良くなっていくのが目に見えてわかって素直で可愛いなって思った。
序盤から"ダヴィドはこの世からいなくなった"結末を話すところから入り、現在と当時を交互に流すの、とても良かった。
あれだけ内気なアレックスが彼のおかげもあって髪型を変えていたりどこか強くなっているところが目に見えてわかり、最初違う男の子かと思ってしまうくらい見違えた。。
大好きで大好きでどんな時でも一緒にいたくて嫉妬もして喧嘩もして、空いたくても会えなくなった時女装してまで会いに行って、やっと会えた"動かない"ダヴィドを抱きしめずにはいられなくて、泣いて泣いて…アレックスの何もかもが人間味が溢れていて、好きになっちゃった。これが人間なんだよな。綺麗じゃなくて良い。完璧じゃなくて良い。
最終的に前を向いて大きな壁を乗り越えたアレックスがダヴィドと初めて会った場所でまた新たに人生をスタートする描写もあって良かったなぁ。一回り大きく成長した感じがして、私自身前向きになれた気がしたしなんだか気分も良くなった。間違いなくこれはアレックスの物語。まだまだ16歳で、でも彼のおかげでガラッと変わった人柄。どう人生が変わっていくのかすごく楽しみだな〜
主演の二人、バチくそ綺麗なお顔してた…
