酒は飲んでも飲まれるな
ポスターアートみたら、やたら多幸感溢れる酒飲み映画なのかと勘違いしますが、メインは殆ど酒でやらかしてる内容ですので、ご安心ください!
高校生から酒が飲める国、デンマーク。ならば飲酒に関するリテラシーも高いのかと思いきや、日常的に微量のアルコールが入ってればポテンシャルが上がるという説を先生が検証する…て、そんなレベルかい!
まあ私もお酒が嫌いな方では無いのと、お酒が入れば舌の周りも良くなり頭も冴える、という考えに激しく同意したい立場ですが、ならもっと酒量が増せば更に明晰に…なんてなるわけもない事は、既に私も何度か、いや何度も体感してますよ。
ベロンベロンに泥酔して流血しながら地べたで寝てるところ、ご近所さんに起こされるなんてシチュエーション、絶対避けたいシーンです。
概ね酒によって人生の基盤が緩んだり、時に命を落とす事を覚悟させられる映画ですが、一方的に悪たる存在ではない救いの部分も合わせ鏡として提示もしてくれます。ポスターアートはその最たる瞬間ですね。
ともかく、お酒は適量を心がけましょう。シラフの時はそう思ってるのにな…
◯ベストシーン…
①マーティン一家のカヌー旅行(恐らくマーティン史上最大級の至福の時間)
②ジミーとメガネ坊主の邂逅の瞬間