やや白い

アナザーラウンドのやや白いのネタバレレビュー・内容・結末

アナザーラウンド(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

血中アルコール濃度を一定に保ってパフォーマンスを上げる説をもとに実験をする事にした教師のおじさん4人の話。
マッツミケルセンが冴えない教師やってるの、容疑者Xの献身の堤真一ぐらい説得力なかったけどそれは置いといて

実験を続けるうち生徒との関係が良好になっていく主人公がいる一方、アルコールで何もかも解決できるわけではないことも書かれていた。
ラストシーンが本当に良くて、友を失い失意に暮れる一方で旅立つ喜びでいっぱいの教え子に誘われてみんなでお酒を飲みながらついに主人公がジャズダンスをのびのびと踊るシーン。
何かを諦めてここまできた辛酸をビールで流し込み、人生が始まったばかりの教え子の側で踊る姿は「それでも生きずにいられない」人の姿そのものだった。いいもん見たな…と思いながら自分も酒開けちゃったよね。ラストシーンは色んな人への祝杯だった気がする。

マッツは元プロダンサーだけあって見ていて気持ちがいいダンスでした。足が長すぎて見応えがある。
やや白い

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